[20061122 版 umsCodeGenerator リリース] Mitsuhiro TOYODA, Keiichi MATSUZAKI, Hiroyuki YAMAJI


ユーザビリティの向上

デコード関数、エンコード関数のインタフェース変更

以下の点を変更しました。

各言語ごとのインタフェースは以下のとおりです。

MSV、Jing、Trang、Xalan の同梱

MSV、Jing、Trang、XALAN を以下のディレクトリに配置しました。

  umsCodeGenerator/yyyymmddvv/lib/msv
                                 /jing
                                 /trang
                                 /xalan

これに伴い、これまで必要だった以下の作業が不要になりました。

各々のツールのライセンスおよびコピーライトは以下の通りです。

- [Bugzilla #655 XALAN、MSV、JING の同梱 http://eda.plain.isas.jaxa.jp/bugzilla/show_bug.cgi?id=655 ]

必要なソフトウェアとインストール方法の同梱

umsCodeGenerator を実行するために必要なソフトウェアと、umsCodeGenerator のインストール手順を テキストファイルに記述し、配布に含めました。


機能拡張

生成ソースコードの最適化

list 構造と interleave 構造のデータを処理する生成ソースコードについて、 不要な処理コードを生成しないようにしました。

datatypeLibrary の hexBinary型対応

datatypeLibrary が hexBinary型に対応しました。 以下のようにスキーマを記述することができます。

  <txt:byte>
    <txt:value type="hexBinary">89AB</txt:value>
  </txt:byte>


不具合対応

ゼロパディングされた value 要素

ゼロパディングされた value 要素の値について、正しく処理するようにいたしました。

- [Bugzilla #77 http://eda.plain.isas.jaxa.jp/bugzilla/show_bug.cgi?id=77 ]

separator, delimiter に ' や `` を指定

' や `` を区切りに使用したい場合は、以下のように記述してください。

  <list delimiter='\"'/>
  <list separator="\'"/>

- [Bugzilla #520 http://eda.plain.isas.jaxa.jp/bugzilla/show_bug.cgi?id=520 ]

ランタイムエラーの Hex Dump の時の表示

「0x80」 を超えた際に、「ffffff80」 と表示せず、「80」と表示するようにしました。

- [Bugzilla #679 http://eda.plain.isas.jaxa.jp/bugzilla/show_bug.cgi?id=6797 ]

<value> で大きい数値を指定すると、コンパイル時に警告やエラーが発生する

各々の変数の型でキャストし、コンパイル時に警告やエラーが発生しないようにしました。

- [Bugzilla #668 http://eda.plain.isas.jaxa.jp/bugzilla/show_bug.cgi?id=668 ]

<value type=``float''>3.14</value> で値がマッチしない

リテラルの側をキャストし、値がマッチするようにしました。

- [Bugzilla #667 http://eda.plain.isas.jaxa.jp/bugzilla/show_bug.cgi?id=667 ]

エラーメッセージに XSLT 云々が表示される

余分なスタックトレースが表示されないようにしました。

- [Bugzilla #682 http://eda.plain.isas.jaxa.jp/bugzilla/show_bug.cgi?id=681 ]

環境変数未チェック

以下のチェックを行うようにしました。

- [Bugzilla #55 http://eda.plain.isas.jaxa.jp/bugzilla/show_bug.cgi?id=55 ]

以上